ポリリン酸カリウム(肥料登録)の効果・特長
葉菜類の葉色向上や根菜類の肥大促進、果実の初期肥大・着色促進、茶のアミノ酸増加、
花卉の開花促進・葉色向上・草勢回復等、様々な効果が期待できます。
過湿による根腐れや根圏温度の低下、根障害などによる養分吸収低下時の応急措置にもオススメです。
【有効成分】水溶性りん酸 45.0%
水溶性加里 50.0%
【使用方法】葉面散布/水で2000〜3000倍に希釈して散布してください。
※石灰硫黄合剤と混用すると、有毒ガスを発生する恐れがあるため、混用しないでください。
【作物】かんきつ類、ぶどう、もも、なし、りんご、いちご、すいか、メロン
きゅうり、トマト、なす、ピーマン、にんじん、しょうが、たまねぎ、にんにく等
【使用時期】花芽分化期、着果期〜収穫期、果実の熟期、根茎の肥大期、養分蓄積期
★外装、ラベル、品名は写真と異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
★農薬の使用や防除指導等に際しては、農薬のラベルを必ずご確認ください。
よくある質問
▼ポリリン酸カリウム単体の肥料でしょうか?→単体です。WP:45%、WK:50%となります。
▼濃厚原液は第一リン酸カリ、第一リン酸アンモニウム、硝酸カリ、硫酸カリ、塩化カリ、硫酸マグネシウム、
鉄以外の微量要素などを混ぜますが、沈殿は起きませんか?もし起きるとすればどの肥料と反応しますか?→本肥料はアルカリ性なので、マグネシウム・マンガン・銅・亜鉛と反応を起こします。リン酸液でpHを調整する必要があります。
添加量については配合量・原水pHに依存しますので、現地で添加量を調整してください。(※原液pH3前後を目安にする)
▼低温による沈殿は起きませんか?もし起きるとすればおおよそ何℃で起きますか?→まず本肥料は、元々製品由来の不溶解物が存在します。
製造工程でどうしても発生してしまうもので、避けようがございません。
養液栽培用で使用するとすれば、一度ポリリン酸カリウムを添加量の10倍程度の水(温水が好ましい)に溶解し、
上澄みをタンク内に入れて使用する必要があります。
ポリリン酸カリウム自体は溶解性は高いものですので、本肥料が原因で沈殿が起こることはないと考えます。