ベルクート水和剤の効果・特長
幅広い殺菌スペクトラムを有し、多くの病害に対して優れた予防効果があります。
作物に対する安全性が高く、登録作物の多い使いやすい薬剤です。
細胞膜に作用し、膜機能や脂質生合性を阻害します。
また、他剤と作用点が異なるため各種の薬剤耐性菌に対しても高い効果があります。
【有効成分】イミノクタジンアルベシル酸塩 40.0%
(類白色水和性粉剤)
【使用方法】対象作物等に合わせて水で薄めて散布してください。
使用時期・使用回数を守ってご使用ください。
適用作物・適用病害の詳細は、
こちらのページをご確認ください。
【適用作物】
りんご、なし、もも、おうとう、みかん、かんきつ(みかんを除く)、かき、キウイフルーツ、小粒核果類(うめ、すももを除く)
うめ、びわ、すもも、マンゴー、あけび(果実)、すいか、メロン、かぼちゃ、ズッキーニ、きゅうり、うり類(漬物用)、なす
アスパラガス、たまねぎ、ねぎ、にんにく、にんじん、トマト、ミニトマト、レタス、キャベツ、いちご
豆類(種実、ただし、だいずを除く)、だいず、ばれいしょ、やまのいも、てんさい、小麦、茶、たばこ、樹木類
【適用病害】
黒星病、斑点落葉病、輪紋病、褐斑病、すす点病、すす斑病、黒点病、黒斑病、うどんこ病、灰星病、赤星病
ホモプシス腐敗病、すすかび病、果実赤点病、灰色かび病、そうか病、炭疽病、果実軟腐病、貯蔵病害(灰色かび病)
環紋葉枯病、枝枯病、灰斑病、つる枯病、菌核病、茎枯病、斑点病、灰色腐敗病、小菌核病、さび病
黒葉枯病、葉かび病、紫斑病、夏疫病、葉渋病、青かび病、赤かび病、輪斑病、新梢枯死症(輪斑病菌による)
使用上の注意
・りんごに使用する場合、芽出し2週間過ぎから落花後25日ごろまではさび果を生じるおそれがあるので、この時期の散布はさけてください。
・なしに使用する場合、西洋なし品種ル レクチエではさび果を生じるので使用しないでください。
・ももに使用する場合、缶桃14号などの缶詰用品種では葉に薬斑を生じるので使用しないでください。
・おうとうに使用する場合、着色始期から中期の散布では薬害(着色障害)が生じるおそれがあるので使用しないでください。
・かきに使用する場合、西村早生では葉に薬斑を生じるので使用しないでください。
・メロンに使用する場合、交配2〜3日前から交配2週間後までの幼果の時期には、薬害を生じるおそれがあるので、この時期の散布はさけてください。
若葉への散布や高温時の散布では、薬害を生じることがあるので注意してください。
・キャベツに使用する場合、浸透性を高める効果のある一部の展着剤を混用すると、薬害を生じる場合があるので、注意してください。
・ばらに対して薬害を生じるので、かからないように注意して散布してください。
・蚕に対して毒性があるので、桑にかからないように注意して散布してください。
★外装、ラベル、品名は写真と異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
★農薬の使用や防除指導等に際しては、農薬のラベルを必ずご確認ください。
★掲載事項は一部抜粋しているものもございますので、詳細は
ベルクート水和剤の公式ページをご確認ください。